入門gitを読んでいる
最近日本語の git 本が2冊でた。
1冊目は「入門git」で、翻訳本。
- 作者: Travis Swicegood,でびあんぐる
- 出版社/メーカー: オーム社
- 発売日: 2009/08/12
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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2冊目は「入門Git」。Junio C Hamanoさん(git プロジェクトのリーダー)が書いた本だ。
- 作者: 濱野純(Junio C Hamano)
- 出版社/メーカー: 秀和システム
- 発売日: 2009/09/19
- メディア: 単行本
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とりあえず1冊目の方は読み終えた。薄めの本だけど(160ページぐらい)、必要なコマンドが具体例つきで一通り説明してある。よくまとまってるのでリファレンスマニュアルとしても役に立つと思う。
で、2冊目の濱野さんが書いた方を読み始めたとこ。なんかこっちは「git の考え方」、もっと広げて「バージョン管理のあるべき姿」みたいなことを書いた本みたい。
最初の第一章と第二章では、どのgit入門本でも書かないといけない決まりになっている「ファイルもディレクトリもコミットも、その内容を表すデータのSHA-1ハッシュでオブジェクト名を付けて格納します」なんてのももちろん出て来るけれど、そういう事実の記述だけではなくて、そういう形で記録しないといけないのはどうしてなのか、とか、そういう形で記録してあると何がうれしいのか、とかいった、「何故」をわかって貰えることに留意して書いた。
gitster's journal - 入門Gitの目次はというと
まだ読み始めたばっかりだけど、同じ人が書いた WEB+DB PRESS の git 記事もおもしろかったし、楽しみ。
git 本もそろってきたし、そろそろ「git は便利だけど、プロジェクトのメンバ全員が使いこなせるわけではないので採用しない」とかいうのがなくなればいいと思った。
それにしても、名前が一緒で紛らわしい。