WEB+DB PRESS Vol.83でzshの特集記事を書きました

2014年10月24日発売のWEB+DB PRESS Vol.83で、「zsh大活用」というzshに関する特集記事を書いたので紹介します。

WEB+DB PRESS Vol.83

WEB+DB PRESS Vol.83

目次

  1. 第1章:zshを使おう 毎日向き合うシェルだからこそこだわりたい
  2. 第2章:おすすめ環境設定 基本的なカスタマイズだけでここまで快適になる
  3. 第3章:プラグインの活用 Git連携や補完をさらに強化する拡張機能たち
  4. 第4章:外部ツールとの連携 Anything風インタフェースpecoとターミナルマルチプレクサtmux
  5. 第5章:補完ファイルの作成 新しいコマンドもzshに対応させる

内容

zshの特徴や使い方については、Web上でもいろいろと紹介されているし、僕もQiitaやこのブログなどで紹介記事を書いています。でも、そういうのはたいてい個別の機能を紹介した単独の記事で、zsh全体を通しての使い方が解説がされているわけではありません。なので、なんとなくzshを使っているけど最近の標準的な設定が分からないとか、他のみんながどういうふうに使っているか気になるとか、もやもやしたものを感じている人もいると思います。そういう疑問を解決するためにこの特集記事を書きました。

この記事を読めばzshの使い方を一通りおさえることができます。また、zshが標準で持っている機能だけでなく外部のプラグインを活用した使い方も解説しているので、シェルをばしばしカスタマイズして使うような今どきの開発環境が構築できるようになります。

シェルは開発の基本なので、一度カスタマイズしておくとそれ以降の操作が格段に快適になります。今回の特集を参考にして自分なりのシェル環境を作ってみてください!

記事を書いた感想

今回、僕がこうやって雑誌の記事を書くのは初めてのことでした。普段は自分のブログとかに短めの記事を書くことはあっても、まとまった原稿を書いたことはありませんでした。なので、始めに記事を書くお話を受けたときはびっくりしたし、不安もありました。でも、僕はzshが大好きで今までいろいろと解説記事を書いたりしていたので、そういう自分のzsh活動をまとめる良いチャンスだと思い、今回の執筆に取り組みました。

原稿はMarkdownで書いてGitHubにコミットし、進捗管理や修正作業もすべてそこで行いました。なので普段のブログ記事を書く感覚に近く、雑誌の記事だからといって特別な手間もなく、本来の内容に集中して作業ができました。そんな感じで作業環境がうまくシステム化されていて、担当者さんの協力もあって今回の特集記事が完成しました。 関係者の皆様、ありがとうございました。

というわけで、10月24日発売のWEB+DB PRESS Vol.83をぜひ読んでください。そして、感想などがありましたらアンケートハガキを送ったりTwitterでつぶやいたりしてみてください。よろしくお願いします。